2011年9月30日金曜日

H23/9/22

「美女打ち見れば、一本葛(ひともとかづら)へも成りなばやとぞ思ふ 本より末まで縒らればや、切るとも刻むとも、離れ難きは我が宿世」 (「梁塵秘抄」、後白河法皇撰) 
※愛欲賛歌。実に大らかなものだ。今なら変態と呼ばれかねないね。
()美女を見ると、一本の蔦葛にもなりたいと思うよ。根元から蔓の先まですっかり縒り合わせられたいことだ。たとえこの身が切られても刻まれても、美女から離れがたいのは私の宿命というものよ。

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