2012年1月2日月曜日

H23/10/18


「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。」 (「草枕」、夏目漱石) 
※「草枕」の冒頭部分。若い時に覚えたところは、不思議に今でも諳んじることができる。

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